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最近の読書

本を読む時間があまりにもない、悲しいですね。

ついさっき起きました。夕食後にすぐ寝るのは良くないとわかっていても、眠い時は寝たほうがいいという主義を貫いて、というか惰性に流されて睡眠したらこんな時間。まあいつものことです。

今日は同僚のY氏に紹介された「八本足の蝶」を読んでいたのが一区切りついた。つまり、著者がこの世界からログアウトするところまで読み終えたということだ。(ありがとうY氏、的確なおすすめだった!)

いつだって人がログアウトするときはさっぱりしているものだ。そして、そういう人は概して思考をブログや日記に書き綴りたくなるものらしい(このブログがそのような道を辿るか否かについては未来の私にかかっていますが)。

最近は、会社で貸本屋的なことをしている。近くに座っている人に、おすすめの本を紹介して(半ば押し付けている可能性もあるが)読んでもらっている。

私は森博嗣の作品で50%以上できていると言っても過言ではないので、人々に「すべてがFになる」や「四季」はいいぞ!と言って回るなどしていた。

四季は、マジで何回も読み返した。真賀田四季とお友達になりたくて。だってOS開発してるやばい人とは友達になりたいじゃない?気が合いそうだし。彼女は私なんて5分で飽きてもう話してくれないかもしれないが。 中高生のころの私は、大学病院の精神科の待合室で四季さんの偉業を読む、そんな日々を送っていた。リアルワールドがつらすぎたからね。 病院の床でビー玉を転がしている四季さんと会えたりしないかな、と、つるつるした床の待合室を見ると今でも思ったりする。

同僚のM氏にはSF小説を借りているが、まだ読みきれていない。少々お待ちくださいね、読んではいるので!!

最近大変そうな同僚のK氏には、森博嗣のWシリーズをおすすめしておいた。

kodanshabunko.com

人間とウォーカロンを隔てるものは、いったいなんでしょうね?私はウォーカロンですか?人間ですか? いや、そんな区別はやがて意味をもたなくなる。万物は流転するので。

リアルワールドで私と接触する機会が多い方々、お申し付けいただければいつでも本をお貸しますので、いつでもおっしゃってくださいね!

本のおすすめをするということは、自分の一部を相手にインストールするということに近い。

では本を書くということはなにか?それは…人間をつくることに近いのかもしれませんね。

さあ、画面を閉じて眠りましょう。せめて、本を読みましょう。本は開かれるまで読まれない。私たちから近づいてあげないと見えない世界。誰にも邪魔されない、解釈の世界。その世界に浸る自由を、忘れないように。